天国に至る里 2025/05/02 

 五月に入り、朝の冷え込みも大分和らいできましたね。
 道を歩くと至るところに花々が咲いています。黄色に白に、薄紅にたまに青といったところでしょうか。緑も色鮮やかです。
 こぎ様はみかちかさまに生けてもらうために様々な花を貢ぐのでしょう。みかちかさまもその花を受け取りながら「仕方ないなあ」と微笑んで花を生かすのでしょう。
 成瀬です。


【複雑な感情】

 今回の一人ワンライは定番のこぎみかですが、舞台となる本丸は久しぶりの紅菫になりました。こちらの本丸も掘り下げたいのですけれどね。なかなか時間と機会に恵まれません。
 その紅菫本丸のメインカップリングは当然こぎみかなので、二振りが中心になります。けれど、もう一振り物語る上で欠かせない刀があります。
 乱藤四郎さんです。
 彼は紅菫本丸の近侍であり柱ですので、紅菫が舞台になる時は欠かせません。今回も花見の準備でてんやわんやの本丸をまとめていました。
 みかちかさまが来る前はこぎ様も乱ちゃんのことを色々と手伝っていたのですが、みかちかさまから容易に目を離してはならないためにこぎ様がみかちかさまのお目付け役になってしまいました。
 三振りがそういった関係の本丸です。紅菫のみかちかさまは特に問題を起こす個体でもないのですが、みかちかさまは……他の個体で前科がありますからね。それに、紅菫のみかちかさまは政府から下賜された一振りですから。新米審神者さんにとってはどう扱えばと恐々している面もあるのです。
 それにしても、乱ちゃんは可愛いですよね。こぎ様も兄様気質が刺激されてわりと甘やかしています。そうなると、みかちかさまがにこにことこぎ様の髪を引っ張るのですが。乱ちゃんはそれを見越しているので、あまりみかちかさまの前ではこぎ様を構うことはしません。こぎ様はそれが少し寂しいのです。
 そうして自然と行動を共にするこぎみかですが、こちらの二振りの距離感も結構美味しいです。していることはしているのに、まだ恋仲とはいえない。
 だけれど、互いに惹かれあっていることもまた確かなのです。
 しかし最近のこぎみかは味が決まっていて、食べ慣れてきました。もう少し展開や公正、ネタなどを凝るようにしたいです。
 あとは、明日はこぎみかの日ですね。


【審神者十周年】

 今週で審神者になって就任十周年を迎えました。サービス開始よりも少し遅れての着任だなあと毎年しみじみします。
 データの紛失もなく、十周年を迎えられたことに感謝をしつつ。刀剣男士の挨拶を聞いていますと、こぎ様は相変わらずの毛艶についてでしたので、後でみかちかさまに呆れられていることでしょう。みかちかさまは珍しく素直に喜びを口にしてくれていたので可愛らしかったです。いつもそうなら、こぎ様をやきもきさせなくてすみますのに。
 お気に入りの刀剣男士から言祝いでもらいますが、一日しかお祝いの言葉が聞けないのは寂しいですね。だからこそ、重みのある一年なのでしょうけれども。

 次のページからはFGO奏章Ⅳのネタバレを含みます。

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Writer

創ることが好きな人。
こぎみかとリクサラを主に、世界を大切にしつつ愛し合うカップリングを推しています。

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