夏に落ちる雪の涙 2024/10/18

 まだまだ夏日が続きますね。
 みかちかさまが内番姿で「暑い」と言い出しますと、こぎ様は団扇で扇いでくれることでしょう。
 成瀬です。


【一人八咫烏楽園迄巡り】

 八咫烏シリーズの楽園かつ地獄の象徴烏といえば、「雪斎さま」こと「垂氷の雪哉」だと思うのですが、いかがでしょう。
 私の敬愛する「Sound Horizon」で描かれる地獄は自身で選択した結果が多いイメージですが。「八咫烏シリーズ」の雪哉が生み出した地獄によく似た楽園は、自己に忠実な利他によって敷かれたものなのですよね。
 と、ここまで一方的に語りながらも前提を書きそびれていましたが、ただいま「八咫烏シリーズ」を読み直している最中です。今日で第一部完結作である『弥栄の烏』まで読み終えました。
 思わず、改めて雪哉に対する読者目線の悲痛な思いを書き連ねてしまいました。走り書きですが、量はコピー用紙で三枚程度です。
 そうして実感するのは、雪哉の行動は自分のための利他です。矛盾していますが、雪哉は自分が幸せに、強いて言えば安心したいために民を導くという義務を果たしています。幸福の形を強制する行為には問題もあるのですが、それでも「多数の幸福、少数の地獄」に向けて動いているのだと、『弥栄の烏』を読み返している段階で実感できます。
 第一部は猿を殲滅し、民に英雄視される雪哉で締められました。第二部の雪斎さまは民からいかなる評価を受けるのか。
 雪哉は茂丸さんが心配していた通りに、本当にそういうところを気にしませんからね。雪斎さまになっても、変わらないのでしょう。
 考えるだけでも苦しいです。
 好き、というほど簡単でもなく、苦手というほど嫌悪もない。
 やっぱり、雪哉という存在は私にとって「八咫烏シリーズ」の中でも特別な存在です。


【その瞳に映るのは】

 お待たせしました。
 久しぶりの、「銀の鈴の調」のメイン取扱いカップリングである「刀剣乱舞」のこぎみかを更新しました。
 今回の小説はタイトルが「紅水晶」ですので、当然こぎ様の瞳になります。作中にて描写した、初の出陣衣装でいちゃいちゃするこぎみかは心の栄養です。何度だって書きます。
 外見といえば、こぎみかの正反対のカラーリングはいつ見てもときめきですよね。極になって、ますます対象的になりました。
 原作のゲームで毎日更新される、正装でいつこぎみかが来るのかもはらはらしています。こぎ様のあらわになった額を一度はぺちりと叩きたい、みかちかさまもいるはずです。
 いつだって仲の良いこぎみか。
 でも、たまには仲の良くないこぎみかを書きたくなる時も私にはあるのであった。


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    Writer

    創ることが好きな人。
    こぎみかとリクサラを主に、世界を大切にしつつ愛し合うカップリングを推しています。

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