蒸し蒸し暑くて梅雨明けがまだだということを実感します。
成瀬です。
【今日のときめき語り】
結局、「で」から始まるキャラクターは思い浮かべども私の推しとは言い難いので「し」からいきます。
昔の作品になりますが『阿佐ヶ谷Zippy』(岩佐あきらこ先生著作)の主人公「篠原一樹」さんです。
『阿佐ヶ谷Zippy』は基本的に退魔師コメディですが、たまに入るシリアスが胸に迫って泣かせてきます。今回挙げている一樹くんも金髪ポニーテールで太い眉毛が可愛い十六歳なのですが、両親を亡くしていていまのその傷を背負っています。最終回には乗り越えられますが、それまでの苦しみはいま読み返すとより辛いです。平穏に続く夏休みは途切れ、全く違う世界に連れて行かれることになる。その手を、導いてくれる義兄の陰陽師である「嵯峨遼」さんがいたのはお母様の願いによるものですが。いま打っていて嵯峨さんの名前の画数の多さといったら。それは習字も片仮名で書くようになるわけです。
そして、リーダーであり召喚士の「庵原若菜」さんと三人で毎日楽しく過ごしています。
こちらの三人は基本でありベーシックでありどんなやり取りも愛おしいのですが、一樹さんのカップリングで特に好きなのは最初は敵であった「配島健司」さんとがらぶいです。そのカップリングであるハイ一(はいかず)は身長差や友人関係や(本人たちは意識していない)主従感が美味しいです。はっ。もしかして、こぎみかに惹かれる素地はここでも生まれたのかもしれません。
さて、話を戻して。
無口な大型わんことそれに懐かれる子猫といった雰囲気なのですよ。四六時中背後霊状態のときもありましたし!
問題が解決して平和になった後に、一樹さんの笑顔に少しずつ暖かさやときめきをハイジさんが抱くことが増えていって、いつか「俺は一樹が好きみたいだ」などとコンビニの帰りに言ってもらえると嬉しい。
そんな関係です。
今回は想像がきれっきれですね!
早口での語りですよ。
こう、絵心があったら後ろから一樹さんに甘えるハイジさんやお姫様抱っこのハイ一もいいですね……たぎってきました。
少し下側のネタが大丈夫でしたら、全力でおすすめできる作品ですが、電子書籍での配信がなされていないのが残念です。
いまだ、元気だといいのですが。岩佐先生。
カップリング語りがメインになりましたが、今回は「篠原一樹」さんでした!
次は「き」です。
早速決まりました、私の推し!