漆羽の中に迷い込んで 2023/10/06

 黄昏も過ぎ夜になって結構な時間が経ちました。
 こぎ様のいないみかちかさまの夜は寂しいのだろうなあと考えてしまいます。
 成瀬です。


【大阪城をまだまだ周回中】
 秋田くんのレベルが頭打ちになり、修行に行くことになりました。いまは乱ちゃんを部隊長に博多くん、厚くん、日向くん、謙信くん、お小夜さんの六振りで回っています。
 嬉しいことに周回の途中で白山吉光さんが一振りドロップしました! 初めての経験で最初は信じられませんでした。夏の連隊戦による福島のみっちゃんといい、花火大会の時のこぎ様二振りといい、ドロップ運が本当に良い今年です。
 ……鍛刀運ももう少し上がらないですかね、それ以上はわがままでしょうか。うーん。

【満を持して】
 とうらぶのこぎみかが出来上がっている本丸として存在しながらもいままで作品のなかった、漆羽本丸にまつわるお話を初めて公開しました。
 いつもより少し長い小説なのもあり、またワンドロのお題による作品でもありません。執筆にかかった時間は一時間半くらいでしょうか。プロットも含めると二時間になりますね。
 その漆羽本丸ですが少し妖しい雰囲気が漂っております。まずみかちかさまが薄っすらと白い姿でいらっしゃいます。こぎ様は極の真剣必殺のような、そうではないような。こういう公式の良いとこ取りは良いのか悪いのか賛否が分かれますが、私はとりあえず読みたいものを書くようにしました。
 その理由として、「OYSTER」先生が描く『新婚のいろはさん』という漫画作品にとあるエピソードがあったためです。

 『「観せてあげる」は「観てあげる」で受け止めてもらわないと成り立たない』(P51,まんがタウン,2023.10)

 こちらの台詞の意味を私は以下のように解釈しました。
 何かをしてあげるということは決して厚意のみで成り立つものではなく、相手が何かを「受け取ってあげる」という思いやりの姿勢も揃っていないと成立しない、ということです。自分が「してあげる」のみですと厚意の押し付けになります。ただ、その厚意を渡す時に受けてくれる側が「させてあげる」でしたら互いに快くいられるのではないか、と今回の『新婚のいろはさん』で考えさせられました。
 同時に、私は自分の書いた作品等を「読ませてあげる」という姿勢ではないね! というところにも辿り着きました。
 ですので、こちらのサイトに立ち寄って私の作品を見たり読んだりしてくださる方に「見てあげる・読んであげる」と思われなくてよいので好きに作りたいという方向に舵を切りました。
 作品に触れてもらえることが嬉しいです。幸せです。さらにもう一段階、チェックボックスにレ点を入れることによる、またはオリジナルのメッセージを送ってもらえると生きていてよかったと、反響による喜びを噛みしめます。自分の好きのために書いた作品を肯定してもらえることによる、喜びだからです。
 それを続けるために、私は自分の読みたい好きな作品をこれからも書き続けます。その作品の内容が正しいか正しくないのかの判断も時にしますけれども、まずは自分の読みたい作品に正直になっていきます。
 ですので、気楽に遊びに来て気楽にお読みください。
 「作ったよ」を受け止めてもらうものが「読みに来たよ」でしたら、私は幸せです。

 ここまで書いて閑話休題。「漆羽本丸」についてです。
 ぼんやりと決めてはいますが、はっきりとはまだ決まっていない本丸です。
 イメージとしては「舞台とうらぶのIF」になります。もしも、舞台の解けるみかちかさまの傍らにこぎ様がいたら、もしくはそのみかちかさまを掬いあげるこぎ様がいたらどうなるのかという本丸になります。
 漆羽本丸のみかちかさまは戦えません。そこまでの霊力は失われてしまいました。代わりにこぎ様が野性と神性の凶悪さを兼ね備えています。
 こちらの本丸の二振りは決して外に出ることはなくまれに客が訪れるマヨヒガといった物語になるでしょう。
 みかちかさまに少しは休んでもらいたいのと、こぎ様といちゃいちゃしてもらいたいのです!




    信用できる方のみにお願いします。
    • URLをコピーしました!
    • URLをコピーしました!

    Writer

    創ることが好きな人。
    こぎみかとリクサラを主に、世界を大切にしつつ愛し合うカップリングを推しています。

    目次